■ ムラサキ科 宿根草(耐寒性多年草)冬季半常緑〜落葉種
(寒冷地は冬に完全落葉 暖地では半常緑)
■ 学 名 : Brunnera macrophylla ‘Silever Hart’
■ 別 名 : ブルンネラ、シベリアン ブグロス(英名)など
■ 花 期 : 春
■ 草 丈 : 30~40cm前後(生育後・花丈も含む)
■ 株張り : 50~70cm前後(生育後・環境差がある)
■ 耐寒性 : 強い(−15℃〜−25℃ ※環境差がある)
■ 耐暑性 : 普通(暖地では夏に風とおし、水はけよく)
■ 日 照 : 半日陰
■ 原産地 : ヨーロッパ(原種の主な自生地)
■ お届けの規格 9〜10.5cmポット苗
ブルネラの従来種に比べ、葉の厚みがあって丈夫な品種
夏の葉焼けの心配も少ない 葉は密にコンパクトに茂り、
シルバーの面積も広いので、半日陰の庭で輝くような葉色が
美しく主張する
〜担当スタッフのコメント〜
ブルネラの‘ジャックフロスト’や‘ルッキンググラス’をもとにオランダにて作出された品種です。
選抜品種なので、よりシルバーで、葉の厚みがあり、性質も丈夫です。
日陰にも強いので、シェードガーデンでギボウシやツボサンゴなどと組み合わせても、その輝くような葉色が際立ちます。
従来種よりも葉が多くなり、こんもりと茂り株姿も美しいです。
秋になっても葉色の美しさは継続し、冬の寒さにも強く、落葉して越冬します。
春になると可憐な青い花を咲かせながら、再び美しい葉が芽吹きます。
観賞期間の長さは、ブルネラならではの魅力です。
ブルネラの栽培方法について
葉は薄く、葉やけを起こしやすいので、植え場所には半日陰を選びます。
※春の花期には日が当たった方が花つきが良いので、落葉樹の下など、春は日当たり、夏は日陰が理想です。
ただし、あまり暗すぎる場所では徒長しますので、明るい日陰や、午後から日陰になる場所(午前中のみ日向)が良いです。
乾燥地は、葉の傷み、株の萎縮などの原因になりまので避けます。(少々の乾きには耐えます)
適度に水分がある場所を選んでください。ただし、暗くジメジメと湿気が高い場所は、梅雨などの長雨で腐りやすくなるので、水分が多すぎる場所も避けます。
適度な水分のある場所、水はけの良い土を使うのが最適です。
特に夏暑い地域では高温多湿対策として、水はけ良い用土をご使用ください。
肥料は春と秋、液肥、置き肥などを与えると生育が促進されます。秋の施肥は来春の花芽がふえ、春の施肥は葉が伸びやかに茂ります。
(多肥は徒長の原因になるので避け、少量にしてください)
ブルネラの性質として、若いうちは成長が遅い傾向があります。苗植え付け初年度はあまり伸びず、2年目、3年目から一気に大きな株になることが多いです。
お届けする苗について(当店は寒冷地です) |
通年、栽培管理を行いながら販売しておりますので、お届けの季節により苗の状態は様々です。おおよそ下記のとおりですのでご参照ください |
春〜夏 |
芽吹き〜開花前〜開花中または花後剪定済 |
秋〜冬 |
生育中〜落葉の途中 |
冬〜春 |
低温管理していますので
こちら寒冷地では冬は休眠し葉がありません |
↑苗の様子 冬頃(地上部は落葉中)
※季節により姿は大きく変化しますので参考程度にご覧下さい
基本的な管理
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日 照 |
寒冷地 |
やや半日陰〜半日陰 |
暖 地 |
半日陰 |
耐乾性 |
やや弱い |
強乾燥を嫌います |
耐湿性 |
普 通 |
高温多湿は苦手です。水はけ良い用土で |
剪 定 |
花後、冬に枯れた花茎、葉を切る程度 |
肥 料 |
春か秋が適期 (ほぼ不要、生育が思わしくない場合のみ) |
増 殖 |
株分け |
消 毒 |
目立った病害虫はありません |